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家づくり全般
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【梅雨対策】玄関のジメジメ対策!梅雨に強いエントランス設計とは

こんにちは、おうちの買い方相談室広島店です。
6月に入りそろそろ梅雨の時期ですね。
広島も今週から本格的な梅雨入りとなる予想です。
雨が多くなると傘や濡れた靴などで玄関まわりのジメジメやカビが気になりますよね。
実は、設計段階からちょっとした工夫を取り入れることで、梅雨でも快適な玄関をつくることができます。
今回は、これから家づくりを考える方に知っておいてほしい、梅雨に強いエントランス設計のポイントをご紹介します。
なぜ玄関は湿気やすいのか?
玄関は外と室内をつなぐ空間であり、雨の日には濡れた靴や傘などが持ち込まれます。
また、窓も開けられないので空気の流れが滞ります。
そのため通気性が悪くなり、湿気がこもりやすく、カビの原因となります。
特に梅雨時期は湿度が高く、玄関の湿気対策が重要です。
梅雨に強い玄関設計のポイント
1. 土間収納(シューズクローク)の活用
土間収納(シューズクローク)は梅雨の時期に大活躍します。
濡れた靴や傘、レインコート、カッパ、子どもの遊び道具などを一か所にまとめて収納でき、玄関が散らかるのを防げます。
また、扉付きの設計にすれば生活感を隠せてスッキリした印象に。
土間収納の湿気対策も忘れずに!
濡れた傘や靴を収納すると湿気がこもりカビや臭いの原因に!
湿気がこもらないよう換気扇や換気用の小窓の設置を検討してみましょう。
住宅会社によっては玄関近くに24時間熱換気のシステムを搭載しているものもあるので、ぜひ担当さんに確認をしてみてください。
吸湿性の高いタイルや、珪藻土などを壁に使用するのもおすすめです。
LIXILさんの「エコカラット」などは吸湿性の高いタイルとして有名ですね。
2. 玄関から直接洗面室に行ける間取り
雨で濡れたままでリビングに行くのは抵抗がありますよね。
そこで玄関から洗面室や脱衣室へ直行できる動線を確保するのがおすすめです。
雨でだけでなく、お子さんがドロドロになって帰ってきたときにも、リビングを汚さずに済む安心の動線になります。
子育て世代には人気の高い間取りです。
また、玄関にちょっとしたベンチや棚を設けておけば、靴を脱いだり荷物を置いたりといった動作もスムーズ。
靴や濡れた衣類の一時置き場としても重宝します。
動線設計は毎日の生活のストレスを大きく減らすポイントです。
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3. 玄関ポーチも大活躍
玄関ドアの前にしっかりと屋根のあるポーチを設けることで、雨の日でも傘をたたんだり、荷物を整理したりするスペースとして活躍します。
靴の脱ぎ履き中に雨に濡れる心配もなく、ポーチの床にタイルや滑りにくい素材を選べば、安全性もアップ。
また、外壁に取り付けるタイプの傘かけも人気です。
家の中に水滴が落ちず、傘立てよりもおしゃれに傘を収納できるのが魅力的ですね。
雨以外にも玄関ポーチの屋根の長さや照明、ポストや宅配ボックスの配置なども一緒に考えておくと、より使いやすい玄関になります。
4. 自然素材を取り入れる
玄関には湿気を調整してくれる自然素材を取り入れるのがおすすめです。
たとえば無垢材の床は足触りが良く、湿度が高いときには吸湿し、乾燥時には湿気を放出してくれるという優れた調湿効果があります。
さらに、壁材として人気の高い珪藻土や漆喰も同様の効果を持ち、カビやニオイの発生を防ぐ働きがあります。
見た目にもナチュラルでおしゃれな印象になるだけでなく、健康面でも安心感があるのが自然素材の魅力。
梅雨時期の快適さがぐっと向上します。
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まとめ
梅雨時期の玄関対策として、土間収納の活用や通風を意識した設計、帰宅後の動線の工夫、自然素材の取り入れなどが効果的です。
これらのポイントを取り入れることで、湿気やカビの発生を抑え、快適な玄関空間を実現できます。
また、「もちろん家にはこだわりたいけど、注文住宅は高いから…。」と諦める前におうちの買い方相談室広島店で一緒に資金計画を考えてみませんか?
購入時の初期費用だけでなく、35年という長い期間利用する住宅ローンや、家のメンテナンス費用、これからかかる教育費や老後資金なども含めた長期的な視点からあなたに合った住宅予算をお伝えします。
ぜひ自分たちに合った生活スタイルや予算に合った最適なプランを一緒に考えましょう!

この記事を書いた人:平田 麻由美
出身地:島根県益田市
趣味:温泉旅行、娘の成長を写真で記録すること
同じように子育てを頑張っているママ・パパに寄り添ったサポートを行います!