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家づくり全般
注文住宅で人気の「4.5畳の子ども部屋」親子の理想的な空間作りとは?
今回は「4.5畳の子ども部屋」が人気なワケと親子が心地よく過ごせる理想的な空間作りについてお話しします。
間取りの打ち合わせで、悩まれるご家庭が多い「子ども部屋の広さ」。
平均的な広さが6畳と言われますが、自分たちの子どもに最適な広さってどのくらいか迷いますよね。
実は最近、注文住宅を建てる際に、「4.5畳」の広さの子ども部屋を選ばれる方が多いってご存じですか?
子ども部屋の役割とは?
子ども部屋は、子どもたちが安心して遊んだり学んだりするための重要な空間です。
例えば…
■学習の場
宿題や勉強をするための場所として活用。
机や本棚を設置し、静かな環境を作り出して集中力を高めることができます。
また、教材や道具を整理しやすくすることで、効率的な学習が促進されます。
■自己表現の場
子どもたちが自分の好きなように装飾したり、自分の部屋をコーディネートしたりすることで、自己表現を楽しむ場所として。
壁に絵を描いたり、好きなキャラクターのポスターを貼ったりすることで、自分らしい空間を作り上げることができます。
■プライバシーの確保
子どもたちがプライベートな時間を過ごし、自分だけの空間を持つことができる場所でもあります。
特に兄弟姉妹との関係や家族と離れた場所を持つことでコミュニケーションのバランスを保つ効果があります。
など子ども部屋は子どもたちの成長の支援になる場所になっていきます。
また、自分の部屋を自分で片付けたり、整理整頓をすることで、自己管理能力や自己責任も身に付けることができます。
そんな子どもたちの大切な「自分だけのスペース」で、なぜ4.5畳という少し手狭な広さが選ばれているのでしょうか?
子ども部屋「4.5畳」のメリット
コンパクトな配置ですっきりと
子ども用の家具や机は大人用に比べコンパクト!
広い部屋に配置すると、スペースにも余裕が出来広く使えるのでは?と思いますが…。
意外に余分なスペースがあると、本やおもちゃを片付けず置きっぱなしに、なんてことも。
4.5畳の子ども部屋だとちょうど良く、子どもたちが必要なものを「手の届く範囲に配置する」ことができ、整理整頓しやすくなります。
子ども部屋を使う期間は短い
将来、進学や就職などで家を巣立っていくと子ども部屋は物置になってしまうことも多いですよね。
実際に広島県内の高校生が大学に進学する際の統計で
令和3年度 広島県の高校から大学への進学者 15,147名
→ 広島県内に進学する学生 8,206名(約54%)
→ 広島県外に進学する学生 6,943名(約46%)
令和3年度 他県の高校から広島県の大学への進学者 5,815名
出典:広島県HP 令和4年度学校基本調査の結果報告について
・大学等進学時における転入・転出の状況について
(https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/toukei/gakkoukihonr4.html)
を見ても分かるように、広島県でも半数の学生さんが県外に進学していますね。
子ども部屋を使う年数は小学校~高校生までの12年くらいを考えておきましょう。
実際に、筆者も島根県から就職で広島県に出てきたので、実家の部屋は現在物置になっています。
片付けや掃除が楽
4.5畳の子ども部屋で、「ベッド」「学習机」を置くだけでかなりスペースが狭まります。
逆に限られた部屋のスペースなので、おける物や量も限られます。
そのため部屋に置けるだけしかおもちゃは買わないなど、自然に物が増えない部屋になります。
すると、物がすくないことで掃除も楽に!
子どものころ母親に「部屋をきれいにしなさい!」と怒られた経験はあるでしょうか。
日常的に家事をするわけではない子どもにとって掃除は意外と難しい作業。
ですが無駄な家具や物を置く場所を減らすことで、ホコリもたまりづらくなります。
そうすることで床や収納スペースを片付けるだけになるので、子どもでも掃除しやすい空間を作ることが出来ます。
家族との時間が増える
快適な広さだと子供が部屋に籠ってしまう可能性が!
なので「あえて手狭な空間」にすることで、くつろぎやすいリビングやダイニングで過ごす時間が増えます。
せっかく家族のために建てたマイホーム、家族が同じ空間で過ごすような間取りをつくりましょう。
顔を合わせる機会も多くなって、自然とコミュニケーションもとれます。
家族の会話が増えたり、お子さんのちょっとした変化にも気づきやすいのもいいですね。
子ども部屋を狭くした分、他の間取りをちょっと一工夫!
ダイニングテーブルやキッチンカウンターで勉強できるスペースに
子ども部屋が狭いと学習机が入らない、もしくは狭いなどの問題もあるかもしれません。
オススメなのが、ダイニングテーブルやキッチンカウンターをそのまま学習机として活用することです。
お母さんがキッチンで作業しながら子どもの様子を見守れるため、子どもが安心して学習に取り組めるメリットがあります。
また、幼少期からダイニング学習をすることで「ご飯を作っている間に勉強をする」という学習習慣も身に付けることが出来ます。
ダイニングを考えるときに子どもの勉強姿を見やすいような間取りを取り入れるのもいいですね。
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収納はファミリークロークを活用
手狭な子ども部屋だと収納も困りますよね。
そんな時は収納スペースにファミリークロークの採用もオススメ。
洋服類はファミリークロークに収納することで、子ども部屋は子どもたち自身の収納物だけにすることが出来ます。
また、お母さんにとってはしまう場所が一か所にまとまっているので家事動線の効率化にもなりますね!
子ども部屋をカスタマイズできるように設計
これは注文住宅ならではの技!
子ども部屋の使い方は成長に応じて変わります。
そしてお子様の人数や性別によっても必要な部屋数や広さは異なります。
そこで、
・人数に応じて「仕切り」を付けることによって1部屋を2部屋に分けるような間取り
・建築時は2部屋の子ども部屋にしておいて、将来的に壁を無くし1部屋のゲストルームに変える
など、「将来変化が出来るような間取り」で建築するのもオススメ!
構造上、取り払えない柱や壁もあるので、間取りを考える際に住宅会社さんに相談しておくのが良いですね。
実際に広島の工務店「大喜」さんのモデルハウスが、子ども部屋を変えることが出来る間取りになっています。
紹介ブログもチェックしてみてください。
▼ブログ
家族のライフスタイルに合わせた子ども部屋と注文住宅の魅力
子ども部屋の広さを考えるときはライフスタイルや将来を踏まえながら考えていきましょう。
また、親子が快適に過ごせる動線や工夫も住宅会社に色々聞いてみるのもいいですね。
特に注文住宅はイチから建てるからこそ出来る事沢山ありますよね!
また、「うちは住宅予算が少ないから注文住宅は…。」と諦める前に私たちと一緒に資金計画を考えてから選択しませんか?
注文住宅は初期費用が大きくなります。
その分、ランニングコストが低かったり、保証がしっかりしていたりと「住み始めた後の費用」を抑えれる効果もあります。
マイホームは建てるまでではなく、「住宅ローンを払い終えるまで」のトータルの資金計画を考えないと後悔する家づくりになってしまうかも…。
まずは、自分たちに合った住宅予算はいくらなのかを知るために、『おうちの買い方相談室 広島店』へお気軽にご相談ください。
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