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ハザードマップの見方は?確認できる項目と土地選びのコツをわかりやすく解説

ハザードマップの見方は?確認できる項目と土地選びのコツをわかりやすく解説

皆さんは家づくりを考えるとき、どんなところに注目しますか?
間取り、外観、デザインそれとも周辺環境?
それらに注目するのは当然ですが、土地の安全性についてはいかがでしょうか。

 

自然災害が年々急増してきている今、災害リスクの確認は優先したいところ。

 

今回は、ハザードマップから読み取れる情報や土地を選ぶ際の活用方法について詳しく解説します!

◼ハザードマップとは?

ハザードマップとは、ある災害が発生した時に、危険と思われる箇所や災害時の避難場所などを地図にまとめたもの。
対象となっている災害の種類は、洪水、津波、高潮、土砂災害、地震などです。

 

令和2年8月から、ハザードマップは不動産取引の重要事項説明の際に提示が義務付けられているため、入居前には必ず確認する資料です。

 

しかし、重要事項説明は売買や賃貸契約の直前に行われることが多いもの。
リスクがわかっても冷静な判断を下すには不十分なこともあります。
長く住むおうちだからこそ、ご自身で物件探しの段階でハザードマップを見て、あらかじめ災害リスクの有無を確認しておくことが大切です。

 

参考:国土交通省「宅地建物取引業法施行規則の改正について」

◼ハザードマップで分かることとは?

ハザードマップは、次の4つを確認するために用いることができます。

・地形
・災害の危険性
・避難先
・避難経路

それぞれどのように確認するのか、詳しく見ていきましょう。

 

○「地形」の確認
ハザードマップでは、地形を確認できます。
周囲よりも低くなっている土地などもわかるので、土地選びの際にも活用しましょう。また、津波の影響があるエリア、河川が氾濫した際に浸水しやすい場所、土砂崩れが起きやすい場所なども同時に確認できます。

 

○「災害の危険性」の確認
ハザードマップは、災害によって引き起こされる被害を示すための地図です。
海に近い場所であれば津波、河川が近い場所であれば洪水、崖地などであれば土砂崩れなどの被害について調べることができます。
過去にどんな災害があり、どの場所がどのような被害を受けたのかをマップ上で確認します。
その情報は、土地探しやどんな家を建てるかという面でも有効に活用することができます。

 

○「避難先」の確認
ハザードマップでは、災害が起こったときの避難先の情報についても記載されています。
避難先が近くにあるかどうかも、災害に強い土地かどうかを考えることに大きく役立てることができます。

 

○「避難経路」の確認
避難先までの経路もハザードマップで確認することができます。
その土地に少しでも災害のリスクがある場合は、土地を購入する前に、しっかりと避難経路を見て、安全なルートがあるかどうかを確認する必要があります。

 

災害の種類によって避難経路も変わってきます。

ご自身の家族の状況に応じて考えることが大切です。

◼ハザードマップの種類

ハザードマップとは、災害の際にどのような危険が想定されるのか、また、どこに避難すれば良いのかなどの情報をまとめた地図。

 

ハザードマップには次の2つの種類があります。

・重ねるハザードマップ
・わがまちハザードマップ

それぞれのハザードマップで何を確認できるのか、詳しく見ていきましょう!

 

◼重ねるハザードマップとは

参考:国土交通省「ハザードマップポータルサイト」

 

洪水などのリスク情報を1つの地図上に重ねて表示できる機能です。

 

知りたい情報を選択して重ねて表示すると、1枚の地図上にその地域の危険度を複合的にあらわすことができます。

 

「重ねるハザードマップ」で住所入力や現在地検索するだけで、そのエリアの災害リスクや災害時にとるべき行動が文字で表示される機能が追加されました。

◼わがまちハザードマップとは

参考:国土交通省「ハザードマップポータルサイト」

 

「わがまちハザードマップ」は各市区町村が作成したものです。

ハザードマップポータルサイトにリンクが集約されており、ポータルサイト経由で簡単にアクセスする事が可能です。

 

重ねるハザードマップと同様、表示される地図上で直接選ぶか、都道府県名・市区町村を探すことで、住んでいる地域やこれから住みたい地域のハザードマップの情報を検索する事ができます。

 

※ハザードマップは災害が起きて避難する際に必要です。

そのため紙媒体で準備しておくことがおすすめです。

 

ハザードマップは、市区町村役場の窓口や市区町村のホームページから入手できます。

◼まとめ

ハザードマップには、災害に備えるために必要な情報が豊富に記載されています。
家を建てる候補地は、ハザードマップ上で確認してみると良いでしょう。

 

また、住んだ後も同様です。

災害が起こったときにすぐにハザードマップを確認できるように、住んでいる地域や学校、よく行くエリアのマップを紙で確認できるようにしておくことも大切です。

 

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