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家づくり全般
夫婦で家の話が噛み合わないのはなぜ?家づくりの「希望条件」より先に話したいこと
こんにちは!おうちの買い方相談室広島店です。
家づくりを始める第一歩として、「まずは夫婦で希望条件をすり合わせましょう」と言われることありますよね。
もちろん広島店でもご夫婦間でのすり合わせの大切さをお伝えしています。
でも実際に、
「どこに住みたい?」
「何LDKがいい?」
「予算はいくらにする?」
と話し始めてみると、意外となかなか話がまとまらないこともあります。
例えば、一方は「今の暮らしをもっとラクにしたい」と感じていて、もう一方は「大きな買い物だから失敗したくない」と考えている。
同じように家のことを考えていても、気になっているポイントが少し違うことは珍しくありません。
それもそのはずで、そもそも夫婦で、「家を考え始めたきっかけ」そのものが違っていることも多いからです。
今回のブログでは、夫婦で家づくりの話が噛み合いにくくなる理由を整理しながら、住宅会社を探す前に夫婦で話しておきたいことを、具体例を交えてご紹介します。
「そもそも、なぜ家を考え始めたのか?」
夫婦それぞれの家づくりに求めている“出発点”を確認していきましょう!
家づくりの話が噛み合わないのは「起点」が違うから?

たとえば、毎日の家事や育児を多く担っている人は、
「洗濯物を各部屋へ運ぶのが大変」
「子どもの物が増えて収納が足りない」
「アパートなので子どもの足音が気になる」
など、今の住まいで感じている小さな不便がきっかけで、家づくりを考え始めることがあります。
つまり、
「家が欲しい」より先に、「今の暮らしをもう少しラクにしたい」
という気持ちが家づくりのきっかけにあるのかもしれません。
一方で、住宅購入を大きな買い物として意識している人は、
「家はいくらする?」
「住宅ローンはいくら借りられる?」
「土地の資産価値は?」
など、
住宅価格や住宅ローン、住宅会社の比較などから考え始める
ことがあります。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
同じ「家について話している」つもりでも、
■ 一方は暮らしの困りごとから
■ 一方は購入条件や将来のお金から
というスタート地点が違えば、話が噛み合いにくくなることがあります。
たとえば、
「もう少し広い家に住みたい」
「今の家でも十分じゃない?」
という会話。
表面だけ見ると、「家が欲しい人」と「まだ必要ない人」の違いに見えます。
でも詳しく聞いてみると、
「朝、子どもの支度と家事が重なると動きにくい」
「収納が足りず、片付けてもすぐ散らかる」
という暮らしのストレスがあるかもしれません。
一方で慎重な側には、
「今家を買って教育費は大丈夫?」
「住宅ローンを組んだあとも貯蓄を続けられる?」
という不安があるかもしれません。
つまり、どちらとも本当に話したいのは「買う・買わない」だけではなく、
『その奥にある暮らしの不満と、将来のお金への不安』
なのです。
希望条件より先に「今の暮らし」を話してみよう

そこで、いきなり
「何LDKにする?」「どこに住む?」「予算はいくら?」
から始めるのではなく、
まずは夫婦それぞれが今の暮らしで困っていることを出してみましょう。
例えば、
- 朝の支度で大変なこと
- 家事で毎日面倒に感じていること
- 子どもが成長したら困りそうなこと
- 今の家でストレスを感じていること
などです。
さらに、今だけではなく、5年後、10年後も少し想像してみます。
-
- 子どもが成長したとき
- 働き方が変わったとき
- 夫婦だけで暮らすようになったとき
家は長く暮らす場所だからこそ、
「今欲しい家」だけでなく「これからどう暮らしたいか」まで話しておく
ことが大切です。
「何が欲しい?」より「なぜ欲しい?」を考える

例えば、「ファミリークローゼットが欲しい」という希望があったとします。
ここで「必要・不要」だけを話し合うのではなく、「どうして欲しいの?」まで掘り下げてみましょう。
すると、
「洗濯物を畳んで、それぞれの部屋まで運ぶのが大変だから」
という理由が出てくるかもしれません。
そうすると、本当に解決したいのは「ファミリークローゼットをつくること」ではなく、
洗濯から収納までの負担を減らすこと
だと分かります。
それなら、洗う・干す・しまう場所を近くするなど、別の間取りでも解決できるかもしれません。
家づくりでは、「何が欲しい?」だけでなく、「なぜそれが欲しい?」
まで考えることで、選択肢が広がります。
夫婦で一度話してみたい4つの質問
家づくりの話を始めるとき、まずは次の4つをそれぞれ考えてみてください。
- 今の家で、一番困っていることは?
- 5年後、10年後、どんな暮らしをしていたい?
- 家にお金をかけるなら、何を一番大切にしたい?
- 家以外に、これからもお金を使いたいことは?
答えが同じでなくても大丈夫です。
大切なのは、「違う」と否定することではなく、「なぜそう考えるのか」をお互いに知ることです。
家だけではなく、これからの暮らしとお金も考える

もう一つ夫婦で話しておきたいのが、家にどこまでお金を使いたいかです。
家を建てたあとも、暮らしは続きます。
教育費、車、旅行、趣味、貯蓄、老後資金など、家族によって大切にしたいことは違います。
例えば、
「家の予算を少し抑えても、家族旅行は続けたい」
という家庭もあれば、
「家で過ごす時間を大切にしたいから、住まいにはしっかりお金をかけたい」
という家庭もあります。
ここにも、ひとつの正解があるわけではありません。
大切なのは、家だけを最大化するのではなく、家族が望む暮らし全体の中で住宅予算を考えることです。
間取りや立地の希望と、教育費や車、趣味、将来の貯蓄は別々の話ではありません。
すべてを合わせて考えて、「わが家は何を大切にしたいか」を整理することが、家づくりの土台になります。
夫婦のすり合わせは「希望を同じにすること」ではない

家づくりでいう夫婦のすり合わせは、すべての希望を同じにすることではありません。
まずは、
「今、何に困っている?」
「これからどう暮らしたい?」
「なぜそれが欲しい?」
「家以外に大切にしたいことは?」
をお互いに知ること。
そのうえで、間取り・立地・住宅予算・住宅会社といった具体的な条件を考えていきます。
家づくりを進めていくと、「家を建てること」そのものが目的になってしまう事があります。
そうではなく、目指したいのは、自分たち家族にとってちょうどいい暮らしをつくることです。
そのための手段として、家づくりを考えてみてください。
家づくりを始める前の整理からご相談いただけます
おうちの買い方相談室広島店では、住宅会社とは異なる住宅FPという立場から、ライフプランや住宅予算、土地・住宅会社選びまで一緒に整理しています。
「まだ住宅会社も決めていない」
「夫婦で何から話せばいいか分からない」
そんな家づくりの一番最初の段階から、お気軽にご相談ください。
FPからのひとこと
夫婦で希望が違うこと自体は、悪いことではありません。
「何が欲しい?」の前に、「なぜそう思った?」を話してみる。
そこに、わが家らしい家づくりのヒントが隠れていることがあります。
せっかくのふたりの家づくり、悩んだりすれ違ってしまう前に、まずは私たち専門家に相談してみて下さい。
「どんな家が欲しいか」だけでなく、「どんな暮らしがしたいか」から、一緒に整理していきましょう。
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この記事を書いた人:山本 大暉
出身地:山口県下関市出身
趣味:映画鑑賞、硬式テニス
前職では注文住宅の営業として、お客様の夢の家づくりをお手伝いしてきました。
お客様一人ひとりに寄り添い、最適なライフプランをご提案します。