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土地のこと
お役立ちコラム
冬は土地探しのベストシーズン?見学して分かるメリットとは
こんにちは!おうちの買い方相談室広島店です。
家づくりの相談では「土地がなかなか見つからなくて…」という声をよくいただきます。
実は、土地探しには“向いている季節”があり、そのひとつが **冬** なんです。
冬は寒さが厳しく、見学に行くのはちょっとおっくう…と思いがちですが、実は **冬だからこそ分かる土地の本当の姿** がたくさんあります。
FPとして、家計や資金計画も含めてサポートする私たちの視点で、「冬の土地探しのメリット」をやさしく解説していきますね。
【1】なぜ“冬”が土地探しに向いているの?
春・夏に比べて、冬のほうが判断しやすい点が多い事をご存知でしょうか。
理由は3つあります。
① 日当たりの「弱い季節」だから、土地ごとの差が分かりやすい
冬は太陽の角度が低く、影が長く伸びます。
そのため、
「この土地は冬はほとんど日が入らないんだ…」
「午後になると急に暗くなる」
など、夏には気づきにくい本当の環境が見えてきます。
② 寒さに弱いエリアが分かる
冬の土地見学で意外と大事なのが、「この場所は底冷えしやすいかどうか」を体感でチェックすることです。
同じ広島市内でも、谷合い・川沿い・北向きの斜面・高台の吹きさらしなどは、想像以上に寒さの影響を受けます。
③ 土地の売れ行きがゆっくりになる(競争が激しくない)
一般的に12月中旬から年末にかけては不動産会社も動きが落ち着く傾向があります。
多くの方が行事や年末年始の休暇など他の事柄に集中する時期だからです。
他の購入希望者も少ないため、ライバルが少ない=焦らず判断できるメリットがあります。
またこの時期は価格改定も入りやすいのも特徴です。
【2】冬の土地見学でチェックできる5つの重要ポイント
冬の見学は、家族の安心・快適さを考える上で切っても切り離せない時期。
土地の見学を行う際はこの3つのポイントを押さえながら見学してみましょう!
① 日当たり(冬は“最弱”の状態が見える)

冬の午後は影が長く伸びるため、
・リビングが暗くなりやすい
・洗濯物が乾きにくい
・室温が下がりやすい
といった問題が現れやすい時間帯です。
土地全体がどのくらいの日射を受けているか、隣の家やマンションの影がどこまで届いているかを必ず確認しましょう。
そのためには以下の点に注目してみてください。
隣家の高さ・位置と“影の角度”を見る
日当たりは、「南側が道路だから大丈夫!」とは限りません。
むしろ最近は、
・南側に3階建て
・背の高いアパート
・斜面にある建物で高さが出ている
などによって、日照が大きく遮られるケースが増えています。
敷地の“年中の日当たり”もシミュレーションできる
冬に影が深い土地でも、
・建物の配置
・窓の位置
・吹き抜けの取り方
・2階リビング
などで改善できることがあります。
逆に、「冬でもここまで日が差し込むなら、年間を通して期待以上に明るい」と分かる土地もあります。
冬は“最悪条件のテスト”ができる季節なので、土地のポテンシャルを正確に判断できます。
冬の14時〜15時に現地へ行くのがおすすめ
・どのくらいの時間、日が当たるか
・隣の家やマンションの影がどこまで伸びるか
などを細かくチェックできます。
② 地形・周囲の風の流れ(底冷えエリアかどうか)
同じ広島市内でも、谷合い・川沿い・北向きの斜面・高台の吹きさらしなどは、想像以上に寒さの影響を受けます。
実際に見学するときは、こんなポイントを意識してみてください。
▼ 谷合い・川沿い
冷たい空気は低いところにたまりやすく、川筋に沿って流れます。
朝晩に行ってみて、
「同じ市内でもここだけひんやりする」
「吐く息が白くなりやすい」
と感じたら、底冷えしやすい場所かもしれません。
▼北向きの土地・斜面
冬は太陽の角度が低いため、北向きは一日を通して日が当たりにくくなります。
「お昼すぎでも地面がじんわり冷たい」
「前日の霜が残っている…」
こうした様子は、冬だからこそ確認できるポイントです。
▼高台の吹きさらしエリア
見晴らしは良いけれど、冬になると風が強く、体感温度がぐっと下がることも。
玄関周りや駐車場にずっと風が当たる立地だと、
「ちょっと外に出るだけでもつらい」という声もあります。
などなど、冬だからこその土地の特徴を実際に肌で感じて判断できます。
③ 道路の凍結・通勤ルートの安全性

朝の通勤時に凍結しやすい道路=冬場の暮らしやすさに直結
特に広島は坂道や橋の多い地形なので注意が必要です。
●坂道の多いエリア(安佐南・安佐北・西区の山手)
代表例
安佐南区:伴・長楽寺・沼田・上安・高取
安佐北区:可部の山手、三入、あさひが丘
西区:井口台・己斐上・美鈴が丘・鈴が峰
これらのエリアは、朝の冷え込みで道路が凍る→登り・下りでスリップ というパターンが非常に多いです。
●“橋”と“高架下”がある通勤ルート
広島は川が多く、橋の上は風が抜けて冷え込みやすい構造。
以下のような橋は特に要注意。
・祇園新道〜可部方面の橋
・太田川沿いの橋全般
・五日市〜商工センターにかかる橋
橋の路面は気温が低いと一気に凍ります。
車通勤の方は特に 朝7〜9時の路面状態 を、冬に一度チェックしておくのがおすすめです。
日本気象株式会社が運営している「お天気ナビゲータ」という気象情報の予報サイトで紹介されている
路面凍結予報/https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/frozen_level/frozen_level
などでチェックするのもいいですね!
【3】冬に土地探しを始めると家づくり全体がスムーズ
冬の土地探しがもうひとつ有利なのは、
年末〜年明けが「家計を見つめ直す時期」だからです。
年末調整・ボーナス・年間の支出が一度整理されるため、
ご家庭の“本当の家計力”が見えやすくなります。
ここで大切になるのが、FPとしていつもお話している
「予算=借りられる金額ではなく、返していける金額」 という視点です。
年末調整や源泉徴収票で“返済可能額”が正確になる
多くのご家庭では、
秋〜冬に源泉徴収票が出る=正確な年収が分かる
という流れになります。
つまり、
・住宅ローンの借り入れ可能額
・月々返済の安全ライン
・住宅ローン控除の見込み
を正確に試算しやすい時期なんです。
“冬の落ち着いた時期”だから家族で話し合いが進む
秋冬はイベントも少なく、家族でゆっくり話せる時期。
家づくりは一人で進めると失敗しやすく、
家族の価値観や優先順位を合わせることがとても大事です。
冬は
・どんな暮らしをしたい?
・子どもが何歳のときに引っ越したい?
・無理なく返せる月々はいくら?
を“落ち着いた状態”で話し合える季節。
春になり年度替わりの忙しさが来る前に、
家族全員で方向性が揃うと、家づくりがスムーズに進みます。
まとめ
冬は寒くて外出したくなくなる時期ですが、
**土地の本当の姿が見える、一年で最も判断しやすい季節**でもあります。
日当たり・寒さ・湿気・街の雰囲気など、
家族の安心を左右する大切なポイントが見えやすくなるんです。
もし「土地探し、何から始めればいい?」と感じていたら、
まずは一緒に“わが家に合う条件”を整理するところから始めてみませんか?
家づくりのスタートラインがぐっとラクになりますよ。
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